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作家
フジモトアヤ
平成19年度(2007)学部卒業
平成21年度(2009)修士課程修了
FUJIMOTO
AYA
学生のみなさんへのメッセージ
修了後は、美術の教員として大阪の高校で8年間勤務しました。ありがたいことに教員の研究を応援してもらえる職場環境だったので、社会人になっても学生時と同じスケールの作品を作り続けることができました。当たり前ですが、制作時間はかなり限られており、休日やわずかな空き時間を利用するなど時間のやりくりはとても大変でした。しかし制作の疲れは仕事の疲れとは違い、清々しく感じられるものでした。
現在は教員の職を離れ、子育てをしながら制作を続けています。
以前のように劇薬や化学染料を扱いづらくなってしまったので、なんとか別の方法はないかと試行錯誤中です。
“こうでなくてはならない”と考えがちですが、いろいろな環境に身を置くことで、作品も表現方法も自然と変化していくのだなと日々感じています。学生のみなさんも、変化を楽しみながら制作を継続していってもらえればと思います。
『Pure1』
H350×W500×D510(mm)
シルクサテン・シルクオーガンジー・シルク糸・酸性染料
絞り染め技法
『Pure2』 H650×W620×D625(mm)
シルクサテン・シルクオーガンジー・酸性染料
絞り染め技法
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