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下北沢と三軒茶屋のちょうど真ん中にある古い平屋を自分で改装してアトリエにしま
した。
最初は陶芸教室としてスタートしましたが、いろんな人たちとの出会いがあり、
今は革教室、ワークショップ、ライブ、食事イベント、などいろいろなことを楽しむ
空間になってきています。

作家活動としては、夫婦二人で「中村家」として、衣食住にかかわるものづくりをし
ています。
素材は限定せず、今生活に必要なものを自分の手で作り、使うというのが制作の出発
点で、そこから作品が生まれます。
僕は主に陶、木、など。妻は革、布、などを使って制作しています。

学生のみなさんへのメッセージ

大学を終え、10年ほど経ちましたが、
自分は何がしたいのか、何を作りたいのか、在学中も今も、自問自答の日々です。
作家、アーティストとして、ひとつのものを突き詰めるという道もありますが、
僕は迷いながらいろんなことをしたことで、さまざまな活動をすることになりまし
た。
そこでいろんな人たちと出会い、つながることで、自分の進む道が少しずつ見えてき
たように思います。