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テキスタイルアーティスト

平成22年度(2010年)学部卒業

平成24年度(2012年)修士課程修了

安達 大悟

 ADACHI

       DAIGO

学生のみなさんへのメッセージ

 

 テキスタイルは他の素材と比べて、工業的な側面をより強く持っています。そして、近年ではますます最新の技術や素材が開発されていることにより、時間とコストのかかる伝統的なものは活躍の場が少なくなっています。このような現代において、私は伝統的な技術をベースとしていますが、「伝統を守る」という意識よりも、伝統と最新、両方の感性を大切にしながら「伝統にスパイスを加える」ことを常に意識しています。

 

 また、人が様々なモノを作り出すとき、そこには必ず素材と技術が存在するため、偶然性と必然性のバランスを意識する必要があると思います。人がイメージする造形と、素材と技術が発する声を融合させることが、私の「テキスタイルならではの模様作り」です。

 

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